【業界団体だより】回胴遊商九州・沖縄支部 沖縄でサンゴの保全活動10年目

10年目の節目を迎える今回は県内の保育園から園児ら約100人を招待した
10年目の節目を迎える今回は県内の保育園から園児ら約100人を招待した【拡大】

 回胴式遊技機商業協同組合(回胴遊商、理事長・大饗裕記氏)の九州・沖縄支部(支部長・林田伸一氏)は10日、沖縄県宜野湾市の宜野湾マリン支援センターで、NPO法人コーラル沖縄の協力のもとサンゴの保全活動(サンゴの植え付け)を実施。10年目の節目を迎える今回は、県内にある6つの保育園から園児ら98人を招待したほか、組合関係者75人が参加した。

 当日は、コーラル沖縄のスタッフがサンゴ礁再生プロセスなどについてレクチャー。講習を受けた後、園児をはじめ全員でサンゴの植え付けを行った。回胴遊商では2009年から、各支部単位で地域に根差した環境保全活動や社会貢献活動を継続展開しているが、九州・沖縄支部では08年より絶滅の危機にある沖縄のサンゴ礁を救うべく、同活動に取り組んでいる。

 宜野湾市の松川正則副市長はあいさつで、10年という節目を迎えたことに謝意を述べつつ、同活動の継続に期待。これを受けて大饗理事長は「世界の環境保全と生態系の保護のためのこの取り組みは、今後も組合として鋭意取り組んでいきたい」と意欲を示した。